長い夏期講座の前半が終わる日、3学年合同でアクティブラーニング形式の学習を行いました。
教員による一方的な講義形式ではなく、生徒が能動的な学習をすることで、知識・教養・経験などを含めた汎用的能力を養います。
プログラムは4つ。すべて3年生をリーダーとするグループで行いました。
☆プログラム1番☆
オリエンテーリング形式で問題を解き、班ごとの点数を競いました。
問題は教科をまたがったもの(例えば英語と国語、科学と国語、古典と国語など)
思考力を必要とするものなどを用意しました。
3学年合同の班編制のため、最初はぎこちなく動いていた生徒たちも、終了時間が迫ると、慌ただしさの中に協力体制が生まれ始めました。
頭がほぐれてきたところで・・・
☆プログラム2番
漢字検定協会の「漢字コンクール」を利用して、短文作成能力を鍛えるプログラムを行いました。
誰に、どのような気持ちを贈りたいのかを考え、その気持ちにあった漢字を選び、
その気持ちを120字以内で表現します。
友達と相談したり、漢和辞典を引いたりしながら完成させました。
☆プログラム3番
次は脳の処理能力向上、活性化を図るため100マス計算リレーを行いました。
ちょっと白熱したので・・・写真を撮るのを忘れてしまいました・・・!
完全文系で数学からはなれて久しい3年生は苦戦。ここは1年生が良い仕事をしました。受験には正確かつすばやい思考が必要。自分を見つめ直しましょう。
☆プログラム4番
言語能力の向上を目指してクロスワードパズルに取り組みました。
クロスワードの中でも、ひらめき重視のタイプ、語彙力重視のタイプ、漢字力タイプの3つを組み合わせてあります。班員が、それぞれの特性を生かして協力し合って解いていきました。
相方の先生がこっそり持って…?…クロスワードが好きだそうです(笑)
最後に、コース長からの差し入れを全員でいただき、各プログラム勝利者へのご褒美もいただき、夏休みの講座を頑張った自分たちをねぎらって、お開きとなりました。
授業において一方的に知識を受け取るのとは違い、
自分たちで協力し合って考え、調べ、刺激しあう。学びの楽しみの1つですね。
知的好奇心を大事に、頭を柔らかく保つことは、受験だけでなく人生でも大事だと思います。
さいごに…
この顔の秘密は…参加者にのみわかります(笑)
では暑さに気を付けて、楽しい夏休みをお過ごしください!