言語活動            (Language Activity)

先週の月曜日から特進選抜コースは冬期集中講座が始まっています。

クリスマスの今日は特別に、3学年合同で言語活動の授業を行いました。

今日のテーマは、グループディスカッションと主権者教育です。

最近話題のNHK『昔話法廷』を使って、

①法廷でのやりとりを多面的多角的に考察し、公平・公正に判断すること。

②根拠を明確にして自分の意見を適切に表現するとともに、他者の意見をよく聞いて、それに対する質問や反論を述べること。

に取り組みました。

少し見にくいのですが、法廷の被告人は「赤ずきん」です。彼女は有罪かそれとも心神喪失で無罪か。をグループで話し合いました。

就職試験でおなじみのグループディスカッションですが、最近は大学入試においても取り入れられ始めています。また、プレデンテーションを課す大学も増えてきています。答えのない状況下で自分の考えをいかにわかりやすく、論理的に伝える力が求められる時代になってきています。

 

以下感想

今日の授業を受けて、すごく難しいなと思いました。話あっていろいろな意見が出て、自分と思っていたことと違う意見がいっぱい出てなるほどと思いました。みんなの意見を聞いて自分の意見と照らし合わせて考えることはすごく難しいけど大事なことだと思いました。あまり、自分の意見がちゃんと言えなかったからもっと自分の意見をしっかり持とうと思いました。(1年A.Nさん)

ディスカッションを終えて、自分の意見をもっと詳しく話せたらもっと良いと思った。全体的に自分の意見を話すことが出来た人はほとんどだが、その意見に対する反論、質問が少なかったと思った。今回の昔話法廷を見終えて、初めの方は39条(心神喪失)の力が強すぎて無罪確定と思われたが、おばあさんの意見や証拠から有罪ではないかと怪しく思えてきた。裁判官は人を裁く上でしっかりとした証拠などを見聞きしなければいけないと実感した。(2年K.Hくん)

今回のディスカッションで本当にどちらの意見も悩ましいなと思いました。これが本当の裁判だと本当に難しく、悩ましいと思います。それに自分の意見を伝える難しさというのも感じました。自分は今回、司会という立場でやっていましたが、みんなの意見をまとめる難しさ、そして自分の意見がやはり勝ってしまうので、「項じゃないの?」と反対側の意見に振るのも難しかったです。(2年A.Mさん)