NIE活動           (新聞を使った活動)

特進選抜コースでは将来を見据えて、NIE活動(Newspaper in Education:新聞を使った活動)に取り組んでいます。

子どもたちの「読解力」の低下や文字・活字離れが心配されるなかで、成果をあげているのがNIEです。日本新聞協会が実施した調査によると、NIEを通じて児童・生徒の新聞を読む頻度が拡大することがわかっています。

この活動を始めてから教室に新聞を置くようになりましたが、ふとした拍子に生徒たちが新聞を手に取っている場面を見かけるようになりました。新聞の閲読習慣が芽生えていることがうかがえます。

 教室片隅の新聞コーナー

新聞を読むことの効果として実証されているのは、

①情報の処理能力が上がる。(文章を読むスピードが上がる。)

②新聞を読むことで、社会の動向に敏感になる。

③語彙力があがる。

④論理的な文章が書けるようになる。

などです。これに合わせてさらに、コースでは、スクラップリレーをグループで行っています。

自分が新聞を読み、興味を持った記事をスクラップ(切り抜き)してまとめ、
内容を説明し、選んだ理由や感想を書くことで、プレゼンテーション能力(まとめる力、わかりやすく相手のに説明する力)の向上を図っています。

また、スクラップしたものをグループの仲間とリレーすることによって、様々な考え方に触れ、自分の考えを広げていってほしいと考えています。

※現在スクラップリレーブックは3・2年生で行っています。1年生は準備段階として朝学中に、新聞のコラムを読み自分の考えをまとめる練習をしています。