幸村杯 第7回全国高等学校男子なぎなた選手権大会 報告!

夏の終わりを飾る、男子なぎなた部員にとって、最大の大会が終わりました。

精華高校生2名の活躍を報告いたします。

8月28日(日) 和歌山県伊都郡九度山町 九度山文化スポーツセンターにて、無観客ではありますが、3年ぶりに開催されました。

本校の主将 大槻春助、 副主将 鎌田エリアス出場!

でも、2人しか部員おらんけど・・・

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なかなかいかつい?、いや、精悍な面構えとしておこう。

第1コート第2試合 大槻の1回戦 対兵庫県市立伊丹高校

面一本勝 持ちかえの側面炸裂! 1回戦突破!

第2コート第8試合 鎌田の1回戦 対静岡県県立科学技術高校

すねを一本取られて敗退 

練習中に足の指の付け根を骨折、骨折場所が悪く骨の再生、結合がうまくいかず、最悪再手術とまで言われこの夏を安静のために棒に振ってしまった。正式な医者の許可ももらえず、本人の出場したいという一念で保護者の同意を取り付けて出場しました。左足にぐるぐる巻きにテーピングをしているのがわかっていただけると思います。一本取られはしたものの決してひるむことなく積極的に前に出ていく戦いを貫いたエリアスに顧問は十分満足し、胸の熱くなる思いを感じています。

ここからは、エリアスが記録を撮ってくれたので春助の戦いを見ていただきます。

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2回戦 対和歌山県 初芝橋本高校 まさに地元、観客いてたら完全アウェー戦。大槻は白ですが、この写真は右が大槻です。互いに持ち替えて相打ちのようですが春助の方が早く面に炸裂しています。

 

 

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2人の審判が旗を揚げています。

 

一本取って休むことなく攻め続けます。最後まで攻める!次も遠間から持ち替えや~!

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今度は、右中段からの持ち替えです。

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すね炸裂!相手選手は側面が来るものと面の防御になぎなたが上がったところをすかさずすねにヒットさせました。この夏、このパターンで何度もシュミレーションしてきたことが出来ました。顧問として本当にうれしい一本でした。2本勝ちで快勝です。

さて、いよいよ3回戦 ここまでくれば全国のつわものどもの頂点近し。生半可のレベルの者はいない。

3回戦 対大分県 県立大分西高校(女子も強豪校)

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右手赤が大槻です。さあ、ベスト8に向けていったれ!

一進一退の攻防が続く、録画を撮っていたエリアスのつぶやきにも「これは判定になるかも」の声。

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残り時間が少なくなってきた、一瞬のスキを突かれて飛び込み面を触られてしまった。上背のある選手でリーチを活かした飛び込み技が得意のようだ。でも、言っちゃ悪いが軸手まで放り出し過ぎとちゃうの!? ま、タイミングはよかった。悔しい~。

この面が決勝打となり、面一本負けとなる。

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悔しいので負けてないとこ紹介!

始めの合図で互いに持ち替えて打ち合っているところ。右、赤の春助の方が早い動きを取っている。持ち替えのスピードやったら勝ってるで~!

往生際が悪いかな? ちなみにこの対戦相手が、本年度のチャンピオンに輝きました。あっぱれ!

大槻春助 全国ベスト16 で大会を終了しました。