お待たせしました、選抜大会の報告続編です。3回戦に進出した部長の蛭田は大会2日目、25日(日)の決勝トーナメントに臨みました。とにかく一つは勝ちたいと臨んだこの大会です。もはや十分なはずだったのに、人間とは欲が深い。朝からソワソワ、生徒の緊張が伝わって来ました。ま、何もかもが未知の世界、仕方がありませんよね。
いざ、ベスト8を懸けてチャレンジだ~!
3回戦の相手は鹿児島県代表 鹿城西高校の選手。写真右が蛭田です。側面を狙って果敢に攻めています。互いに一本が決まらず延長戦に突入しました。そして運命の判定は・・・・
やってくれました!蛭田に旗が3本上がり完勝です。ついにベスト8まで進出じゃ~!ここまで来たら精華初のベスト4にチャレンジだ~!行くしかない。
ついに来たぞ、ベスト8激突!4回戦の相手は、和歌山工業高校の2年生。対戦相手の選手は、確か全国中学校大会でも見たことのある強者だ。考えたら当たり前、ここまで残ってきたメンバーでヘタクソはおらん。行くしかない。精華の伝統は前で勝負、気持ちで引くな!前で負けても本望じゃ、行け~!
赤の蛭田は、精華の伝統!持ち替えて前で勝負に行きました。こちらから出て行った分、次の瞬間、相手のタイミングの良い面を食らいました。本当によく戦いました。
「今年は経験! 君たちが一番下手。教えてもらいに行くんだ。」と、臨んだ大会です。ここまでこれたのは、本当に顧問としては出来すぎの想定外。1回戦で負けた伊藤にとっても、蛭田の頑張りは励みになっているはず。悔しい思いは必ず次への進化のバネになります。顧問は成長著しい精華生に無限の可能性を改めて感じた試合でした。(文責 北川)